久々にIntelやっちまったな、という事で。SATAコントローラーに関する部分でハード的に不良があって、速度低下等が引き起こされるとか。でめでたく出荷停止。CPUそのものでは無いので、いつぞやのpentiumのエラッタよりは大分マシな事案なのでしょうけれど、それでも250億の損失が見込まれるとか。CPUだと全部Intelが窓口で交換出来るだろうけど、MBだとアセンブリメーカーが間に沢山入ってて非常にややこしい面もあるでしょうし、金銭的なものより手間の方が大変そうです。喜び勇んで購入した人たちはご愁傷様です。もっとも初物ってのはこういうもの、それもまた醍醐味と捉えるべきですかね。リコール費用はIntelが持ってくれるんでしょうし。無理か。まだ出始めたばかりなので、数量的にもユーザー層的にも比較的対応しやすい範囲なのが救いでしょう。しかし期待のSandy Bridgeにケチがついてしまいました。私もそのうち試そうかと思っていただけに残念です。
ちなみに、P67と限定しているのはIntelのカスタマーサービス発の情報で、H67チップセットが問題ないと確認されたわけではないらしいです。まあ普通は全部ですよね。
Intel finds Sandy Bridge chipset design flaw, shipments stopped and recalls beginning
こっちではノート用もデスク用も全種アウトとして損害を800億と算出してますね。
Intel, Finding a Chip Flaw, Expects to Lose $1 Billion