8/30/2022

[pol] 未治験の新ワクチン接種という狂気

もう何も対策もせず、事実上蔓延するに任せているだけになったコロナウィルスですが。その無策ぶりと矛盾するように、またワクチンを打たせるんだそうで。多い人だと1年強で実に5回目の接種、という事になります。その回数には箍が外れた感はありますが、それは今回の主題ではないのでおいておいて。

理由は今まさに蔓延のまっただ中にあるオミクロン派生株への抑制・予防とのことですが、正直今更なんの意味が、と思わざるを得ません。というのも、一部の高齢者や医療関係者等の高リスクとされる人を除き、3回目以降接種をしていない人も増加しており、その割合はおよそ4割弱にものぼります。4回目については、全体のデータは国から出ていませんが、自治体の公表している接種回数データからすると、概ね接種率は2割程度であろうと推測されます。これは対象者が高齢者にほぼ限定されていた事によるものでしょう。4回目時点で未接種者が8割です。つまり、5回目の接種をする可能性がある者は2割程度しかいないのです。

元々、3回目の時点で副作用と効果を比較して以降の接種を取りやめた人が多数出ていた事、さらに4回目の接種はそもそも蔓延防止を目的とはしておらず、感染後の重症化防止のみを目的としていた事とを併せ、ワクチンによる蔓延防止は既に目的から外されていました。 一方で、ワクチン以外の蔓延防止対策を取っていたかというと真逆で、蔓延を促進する政策のみを取り続けています。要するに、もはや蔓延については予防自体考えてもいないのですね。緊急性も何もあったものではありません。加えて、重症化予防は従来ワクチンでも十分だと公表していました。すなわち、基本的に接種は不要、必要な場合も従来ワクチンで問題ない、と、少なくとも厚労省は判断していたわけです。これを反映して、上記の通り接種は一部の人にしかしていないのですね。

で、件の新しいワクチンですが。従来のワクチンとオミクロン系株用の新成分の混合だそうで、8月末現在開発中だそうです。開発中、ということは、治験の結果を云々する以前に、そもそも治験をしていないという事です。実際、ファイザー社らによると治験はこれからだとか。効果があるのか、副作用がないのか、それすらも確かめてもいないという事ですね。そんなもの、薬でもなんでもありません。その一般人への投与は治験ですらない、ただの人体実験です。

もっとも、例え人体実験だとしても、一刻の猶予もない程の緊急性と必要性があり、かつそれ以外に手段がないというのならばまだ考慮の余地はあるでしょう。初回の接種にはある程度それらの要素がありました。ですが、今回についてはどれもない。

必要性の根拠となるべき目的については、蔓延防止は既にその中になく、高リスク者の重症化予防だけであり、それについては前記の通り従来のワクチンで十分との判断がなされていた筈です。また、未治験である以上、そもそも新ワクチンの(旧ワクチンと比較しての)有効性については、製薬会社がそう主張しているだけで、その正誤すら定かではありません。

あらゆる意味で、合理性がないのです。今回の新ワクチン接種の話には。率直に言って狂気の沙汰だと思います。

なのですが・・・高齢者の方々の相当割合が、それでも接種してしまうのでしょうね。必要だ、接種しないと危ないぞ、という政府の出鱈目な話を鵜呑みにして。その接種自体が危険に満ちている上に、無意味かもしれない、という事実に気づくこともなく。全く以て遺憾な事です。

オミクロン株対応ワクチンの接種開始、9月に前倒しへ 政府が調整

[pol] コロナワクチンを薬扱いする非科学的姿勢を反省  

8/22/2022

[biz] 日野自動車、全車販売不能・・・まさか廃業?

だそうで。

3月ごろに中大型車用エンジンで試験時の不正が発覚し、前代未聞の型式指定取り消しを食らって中大型車の事業が事実上廃業状態にあった日野自動車ですが、案の定というか、小型トラックでも同様の不正が発覚してしまいました。めでたく販売停止です。なお、OEM先のトヨタでも該当する車種は販売停止。えらいこっちゃ、です。

本件はまだ発覚したばかりにつき、国交省が大型車と同様に型式指定の取り消し処分を下すかどうかは不明ですが、当然ながらその可能性は極めて高いものと予想されます。そうなった場合、日野自動車はその生産・販売するほぼ全車種が事実上販売出来なくなる事になるわけで、もしかしなくても廃業するしかなくなるわけですね。

仮に廃業せずに再生を目指すとして、これから型式指定を再取得するにも、そもそもの性能自体が未達である以上、開発からやり直しになるわけで、何年かかるのかすらわからない、と。もう笑うしかありません。まあ、トヨタが見捨てなければ資金的には問題ないんでしょうけれども。

本件、3月の発覚以降様々なところで同社の硬直的で非合理的な、ぶっちゃけ大手メーカーにありがちな「無理な事を無理と言えない、言わせない」企業体質が原因であろうという話が多数流れています。それが事実であれば、この惨状も、ただ目の前の検査を乗り切れさえすればいい、という技術者、生産者としての最低限の倫理さえも捨て去った詐欺師たちには必然の結果だったのでしょう。

それにしても、いくら眼の前の事しか考えられなくなるといっても、この手の不正は一度でも行えば雪だるま式に膨らんでいくものなのであって。開発の当事者であれば、いずれこうなるのも時間の問題だという事くらいは流石にわかりそうなものですが、その程度の事も考えられなかったのでしょうか。救いがたい話です。

日野、主力の小型トラックでもエンジン性能試験の不正…大半の車種が販売不可能に

<追記>

その後、立ち入り検査等を経て、一部機種では生産再開の許可が下りた模様です。全面的な生産停止は避けられた、ということで、一応廃業は回避できそう・・・なのでしょうか。と言うのも、大型等の既に指定が取り消されたエンジンについては何も救済はなされず、少なくとも数年生産出来ない事に変わりはありませんし、今回新たに4機種で性能不適合につき指定取消となり、生産不可能となった範囲は広がってしまいました。さらに今後の検査で不適合となった機種については同様に指定を取り消す旨も明示されましたので、状況としてはあまり変わってはいないのかもしれないのですね。