まさに最悪ですねソフトバンク。何ら落ち度の無い、料金も正常に支払っていた携帯契約者多数を未納扱いした挙句、滞納者として信用機関の共通データベース、おそらくはCICの登録システムでしょうけれども、そのブラックリストに登録し、その結果、当該顧客の中にはクレジット契約等を不当に拒絶される実害も出たとか。報道によれば、誤登録の被害に遭った利用客はその数実に6万超、うち実際に信用機関から照会を受け、従って与信等で損害を被った可能性がある人は1万6千827、尋常ではない数です。
原因はシステムの不具合だとか言ってるそうですが、言い訳にもなりません。そんな重大な処理、当然に二重三重のチェックがなされて然るべきところ、そのような仕組みが完全に欠落したシステムで運用しているという事なわけで、それは組織体制の構造自体に欠陥があると言うべきものです。杜撰な会社だと知ってはいましたけれども、ここまでだったかと、愕然とさせられました。
報道の中では被害に遭った顧客の、再発防止を望む旨のコメントも伝えられていますが、そんな改善が期待が出来る種類の会社組織であれば、そもそも万が一にもこのような事態は起こさなかっただろうと思われますし、再発を許容出来ないのであれば利用しない以外に方法は無いだろうとも思うわけですけれども。本件自体の酷さに加え、さらに半年以上にも渡って公表すらしていなかった位なのですから、反省や改善のような、多少なりと誠実さを備えている事が必要だろう振る舞いなど期待するだけ無駄というものです。いやもう見下げ果てました。
ソフトバンク利用者 “滞納”と誤登録