られてるらしい。2008年のPENTAX買収の件で、シェアが低く採算性も低い会社に損害云々かんぬんとか。まずは監査役会に提訴を求める株主請求の形だけど、放置されたら自ら提訴する、と法律のとおりの流れです。
内容は単なる結果責任の追及に過ぎず、まず通らない類の主張、勝敗は関係なく、訴訟する事自体が目的で、単に落とし前を付けたいだけなのか、と形だけ見ると格別見るべきものもない平凡な争いにも思われるのです。が、相手がCTOだけ、しかも退任済みの、というのが明らかに普通ではないわけで。ここまでピンポイントに狙い撃ちするという事は、何かある、というかあったのかなと思わざるを得ません。意外と面白い話が出てくるかも。背任行為があって、発覚炎上する前にこっそり逃げようとして、それを株主が見咎めておいコラ待て、とか?少なくとも、買収に反対していたであろう本件株主を説得する際に嘘を付いた、位はあってもおかしくないでしょうね。
確かに買収当時は何でわざわざ頭打ちの事業に手をだすのか、レンズ事業の見通しはそんなに悪いのか、と驚いた記憶もあって、普通ではなかったと言えばそんな気もしますから。何か詐欺的な事情が絡んでたりすると大変な事になりますが、さて。あまり残念な事でなければよいのですけれども。
元役員への提訴要求=「ペンタックス買収で損害」と主張-HOYA株主