あらら。偽装されて出回ってるだろうとは皆思ってた所の福島産が早々と見つかりました。ユッケ食中毒死亡事件で捜査が入った卸で、たまたま発覚したという恰好ですが、全くの偶然とは考え辛く、やはり相当な広範囲で混入・偽装が横行しているのは間違いなさそうです。
放射性物質で汚染された食品、食材の流通は特に偽装・隠蔽の容易な加工品、半加工品で起こっているだろうと誰もが想像していた事ではあるけれど、やはり実際の事例発覚には相当なインパクトがある筈で、これから調査・規制の動きが強まる事は期待されますし、消費者にとってはもちろん良いことだし、食品業界としても長期的、全体的にみれば信頼性の面から望ましい事ではあると言えるでしょう。目の前の利益に目が眩んで偽装に手を染めた愚か者は、その報いを速やかかつ存分に受けるが良いのです。
一消費者としては、これまでも不安だったし、まだ全く安心出来ない状況だと再認識させられるだけで、何も変わっていないし、安心出来る日が来るのは何年先なのかも分かりませんが、本件を契機にして、少しは状況がマシになる事を願う次第です。
「和牛」ユッケに交雑種の肉、卸業者が加工納入