5/24/2022

[law] 誤振込の返還金3500万は何故にどこから?

特別給付金誤振込の件、なんかいきなり8割位戻ってきたそうで。

主たる出金先の決済代行業者3社の内、特に金額の大きかった1社からそのほとんどが返還されたのだとか。

無論それ自体は喜ばしい事なのです。ただ、田口容疑者は全額ギャンブルで費消したとしていたので、何故に、また何処から返還されたのかが当然ながら疑問になるところであります。

考えられるのは2通り。一つは田口容疑者が虚偽を述べており、実際には費消しておらず、出金先の口座に資金が残っていたケース。もう一つは、田口容疑者の言は正しく、費消はされていたが、費消先のオンラインカジノ業者や、経由した決済代行業者等が任意に利益を放棄して返還したケースです。

前者なら、当事者にも対象にもほぼ変更はなく、田口容疑者の情状に悪質さが加味されて量刑が重くなるだけの話です。 問題は後者の場合で、まさか代位弁済で田口容疑者に求償、なんて目論見なわけはないでしょうし、カジノサイトの収益性が高いと言っても3500万という額は通常の業者が善意で自腹を切るにはいささか大きすぎるでしょう。そうせざるを得なかった理由が別にあると考えるべきところです。

そうだとして、その理由は色々思い当たるところはありますが、仮定に推測を重ねる事になるので具体的に記載することは控えたいと想います。ただ、オンラインカジノは不正の横行する詐欺サイトばかりである事は周知の事実、そもそも国内では違法な業である事もあり、司法の手が入れば業者自身は無論、出資者や顧客も含めそれこそ芋づる式に膨大な範囲で検挙が相次ぐだろう事もほぼ疑いようのないところですから、それを避けるために自腹を切ったのかなと思わざるを得ないわけです。他にも海外送金につき、金商法関係や、マネロン規制云々の絡みも。

さて事の真偽や如何に。

<追記>

さらに残額の内、800万程も確保したとか。確保という表現が曖昧な感じですが、供託されたとかそんな感じなんでしょうか。

誤送金、3500万円返還 決済代行業者から―山口・阿武町 

[law] 誤振込金の使い込みを犯罪と認識しない輩が多すぎて 

5/21/2022

[biz] Samsung製冷蔵庫の前面プリントサービス10万

米でSamsungが新型冷蔵庫のオプションとして前面パネルの写真プリントサービスを導入するんだとか。自分や家族の写真をドアに印刷したりできるというわけです。

そんな需要が・・・あるのかないのかで言えばあるんでしょうけど、問題は価格です。パネル一枚、つまりドアや引き出しの部分毎に$250とか。当該機種だと上側左右と下部(引き出し2個がセット?)の3枚分、つまり全面にプリントしようと思うと$750、約10万円になるというのです。

そこそこの冷蔵庫本体が買える値段ですね。。。いくら米国の冷蔵庫が基本大型で比較的高額だと言ってもこれはちょっと高すぎるんじゃないでしょうか。この手のカスタマイズにコストがかかるのは仕方ないのですが、所詮は塗装を変えるだけの話、後から変更も出来ません。それが液晶パネルを数枚埋め込むのと大して変わらないコストというのは、いささか不釣り合いな気がします。夫婦の写真なんかが定番だろうと思うのですが、離婚したら捨てるんでしょうか。そこまで行かずとも、喧嘩とかしたら冷蔵庫が八つ当たりで酷いことになりそうです。

それでも大雑把で派手好き、かつ後先なんて考えない人の多いアメリカであれば注文が見込めると判断したんでしょうかね。普通に考えれば、かつて大手メーカーの新製品によく見られたところの、いわゆる売り手側が価格を釣り上げるために無理やり入れた、顧客にとっては価値の乏しい付加価値の類にしか見えませんが。もしそうであれば、Samsungもかつての日本国内の電機メーカーと同様に衰退の道を進んでいるという事になろうわけですが、はてさて。

Samsung Wants to Wallpaper Your Next Fridge With Custom Art and Photos 

5/19/2022

[law] 誤振込金の使い込みを犯罪と認識しない輩が多すぎて

今更ながら愕然としたのです。

山口県阿武町で、住民税非課税世帯463世帯分のコロナ対策臨時特別給付金計4630万円を対象者のうち一名の口座に全額誤って振り込んでしまった件です。

詳細は至るところで報じられているので省略。額は大きいですが、よくある誤振込案件です。通常は対象口座の名義人が返還請求に応じ、誤振込を行った担当者なりが内部的に処分を受けて終わりになるような話です。

が、本件では、当該口座の名義人が町の返還要請を無視して全額引き出し、本人曰くギャンブルに費消してしまったとして返還を拒否してしまいました。法的には、自分の金ではないと知っていながら引き出したり振替を指示したりした時点で、銀行に対して詐欺を働いた事になります。本来その権利はないのに、権利があるかのように振る舞って銀行に支払い等を行わせた事が詐欺にあたるというわけです。本件では移動の際にデビッドカード決済を使用したようですから、刑法246条の2の電子計算機使用詐欺に該当します。

なお、この種のATM等の機械を経由した引き出しについては、従来は機械に対する欺網はありえないとして詐欺ではなく窃盗とされていましたが、246条の2が新設されてからは通常の詐欺と同等に扱われるようになっています。

その後の報道に流れた本人であるところの田口翔容疑者の発言の中に、何故自分が責められるのかわからない、といった主旨のものがあるあたりからして、振り込んだ方が悪い、自分は悪くない、とある程度本気で思っていたのかもしれません。少なくとも、自分が何をしたのか、法的にどれほど重い罪を犯してしまったのか、十分には理解していなかったように思われます。実際、誤振込からの使い込みというのもありふれた話ではありますし、法的には店舗のレジでのスキャン漏れ等を申告せず料金の支払いを免れるのも同様で、大抵の場合はいちいち罪に問われたりもしません。しかし、それはあくまで告発等がないために発覚していないに過ぎないのです。

そして、これほどの高額の公金の詐取に対してそんな自分勝手な話が通る筈もなく。当然ながら町からは返還請求の民事訴訟を起こされる運びとなり、加えて刑事的にも詐欺で逮捕されてしまったのでした。当然至極の帰結という他はありません。

・・・なのですが、SNS等におけるこの件に関する意見を見ると、田口容疑者は悪くない、ミスをした町の方が悪い、という主旨の書き込みが多数見られるのです。もし同様の状況になったら同じ事をするだろうという、田口容疑者と同質の、犯罪者予備軍のそれです。 

本来言うまでもない事ですが、詐欺罪というのは重罪です。自分のものではない財貨、すなわち他人の財産を、そうと知って、さも正当な権利があるかのように欺きまでして奪うのですから当然です。しかも今回の給付金で言えば、実質的な被害者である本来の受給者は住民税非課税世帯で、すなわちその大半が低所得者であり生活困窮者です。田口容疑者が詐取したその10万円が、人生を左右した可能性も低くはないでしょう。

それなのに、その手続きでミスをした町の担当者が悪い、他の受給者の人生がどうなろうと知ったことかと考慮もせずに詐取し、あまつさえギャンブルに投じても恥じない。その、反社会性の権化のような容疑者のふるまいを聞いて、それに共感し、自分も同様にするだろうという、倫理以前に最低限の人間性のかけらもないような輩が、これほどまでに多数いて、それを公然と発信する。

絶望する他ありません。もうこの社会は終わりなのではないだろうかと、救い難いのではないだろうかと、心底から思わされてしまうのです。

 4630万円誤送金の「給付金でもめていて」…24歳、勤務先のホームセンターを先月退職

2/26/2022

[pol] Putin's Russia is nation of total evil. Why not cut off?

Shame on Scholz. Shame on Biden.

They are passively supporting Russia's helpless crime, by declining to put even economical sanctions.

Apparently, physical conflict of USA and Russia must be catastrophic. So, to stop Russia's invasion, we have no choice but to kill Russia's ability to continue the war. Then, destroying financial resources by cutting off any economical transaction is most critical, maybe the only part to be effective. But they refused to do it.

Gas import? Aluminium price? How can you choose them in exchange of human life?

Helpless idiots.

Russia should not be cut off from SWIFT at the moment - Germany's Scholz

y ago U.S., EU unlikely to cut Russia off SWIFT for now -Biden

2/08/2022

[biz] 東芝、血迷う?

何がしたいのかわからないというか。不祥事から数年、世間からはすっかり忘れられていた東芝ですが、また意味不明なムーブをして注目されているようで。

大雑把に言えば、どん詰りの大企業につきものの事業再編というか不採算事業の切り離しをしようとしているだけなのですが、その手段に何故か会社自体の分割、それも当初は(キオクシアの)持株、インフラ、デバイスのほぼ同レベルでの3分割で各会社の株を現株主に割り当てるというほとんど例のない案を出してきて、当然のように株主からの猛反発を食らい、じゃあデバイスだけを切り離す2分割ではどうか、と修正案を出してきたところなわけです。改めて見直しても意味がわかりませんね・・・。そういう問題じゃない、と株主も頭が痛いでしょうねこれは。

言うまでもなく、不採算事業の切り離しには通常子会社化からの株式売却が用いられます。株主ごと会社を完全に分割してしまう事はまずありません。理由は色々ありますが、要するに実行における障害が多い上に、それをクリアすること、つまりはステークホルダーを納得させるだけの理由を見出すことが困難だからです。

で、今回東芝が挙げた主な理由が、迅速な意思決定云々なのですね。これだけでもお前は何を言っているんだって話ですが、その上2分割に修正した理由は分割による上場維持etc経営リスクの低減という。当然2分割でも少なからずそういうリスクはあるわけですが、それと引き換えに得られるものが迅速な意思決定。全く釣り合っていません。

多分に、社内の派閥というか元メモリ組(の残り)とデバイス組とインフラ組が拮抗していて、通常の子会社化を経る形の再編が困難だという事情があって、苦肉の策として対等な形での分割を目指す事になったんじゃないかとは思うのですが、そんな内輪の事情なんて株主にすら関係ないわけで。ただでさえシビアな株主が増えている昨今、リスクしかない会社分割に賛同が得られる筈もなかったのです。

そんな当たり前の事もわからなくなっているのが今の東芝の偽らざる実情なのだと、否応なしにわからされてしまう今回の騒動、振り回される株主はじめステークホルダーの方々は大変ですね。もっとも、発端となった一連の不祥事からの体たらくを見てなお関わっているのだから、ある意味自業自得でもあるのでしょう。まあご愁傷さまです。

というか、そもそも原発とフラッシュメモリの二枚看板を両方失った時点で未来がない事は分かりきっていましたし、今更あがいたところであまり意味はない、つまり今回の騒動もほぼ無意味なのがなおさら虚しいですね。やれやれです。

東芝グループ経営戦略(2022/2/7)

株主価値向上に向けた東芝の変革 (2021/11/12)

東芝グループの戦略的再編について(2021/11/12)

8/09/2021

[note] 五輪終

東京五輪が終わりました。コロナウィルス蔓延への唯一と言ってよかっただろう有効な対策であったところの市民の危機意識とそれによる衛生観念を消し去って。

それらの失われた意識というのは、自らを律する、倫理的なものでした。倫理に類する意識というのは、一度箍が外れれば二度と元には戻りません。後の祭り、の意識すら生じるかどうか極めて疑わしいと言わざるを得ない、破滅的な状況です。

私個人は、五輪には一切興味もありませんでしたから、開会から閉幕まで、競技の中継、録画等を含め、動画としての五輪情報には一切触れませんでした。テレビは元々見ない生活ですし、ネット上の主たる情報源についても、他の報道等に混じって、記事等の見出し、またそれに付随する静止画像が目に入った程度です。その記事を開かない限り、詳細に触れる事はありません。とりわけ、youtubeはじめ、動画サイト等では全く見かけませんでした。権利関係が厳格に管理されていたからでしょう。それ自体は少なくとも五輪によって不快な動画像の視聴を強制される事がなく、通常通りの精神的に平穏な生活を送る事が出来た、という意味で私にとって喜ばしい事でした。

しかし、五輪自体の不快な情報とは離れて過ごすことが出来ても、それによる悪影響、すなわち危機意識の消滅に伴うコロナの壊滅的な拡大とそれによる医療崩壊と患者・死者の増加については、無論の事無関係ではいられません。 

この状況を招いた政府、東京都等の自治体、それに群がったメディア各社等の主犯というべき連中については、憤懣の念を禁じえません。といって、怒ったところでどうにもならないのですが。文字通り、もう終わった事なのです。

5/25/2021

[note] No, we can't welcome anyone from outside of Japan.

So, Just do not come to Japan, Sincerely.

Due to COVID-19 pandemic, Medical resources in Japan is running out rapidly. Consequently, many Japanese patients are suffering (or die) without accepting appropriate treatment. Medical workers are exhausting.

We can't  even protect ourselves. How can foreign visitors? No way. We can't protect visitors.

If you, visitors came, and fell ill, we can't treat them without abandoning Japanese patients. If we do so, treated visitors may be hated by many Japanese, especially relatives of patients who are deprived of treatment opportunities.

It must be tragedy unbearable to see.

Situation is worsening. Nightmarish Indian variant of COVID-19 started to spread in Japan. But we have no way to fight with them. Many Japanese stay home alone, reducing contact with each other as less as possible already. But it can't help.

Tokyo Olympics? Just Crazy. 

IOC, JOC, and Japanese governments insists safe and secure Olympics is possible. But no safe nor secure in Japan.  They are fucking liars trashing many people's life into hell. Please stop their follies or ignore their baseless shits. 

So, if you are planning to visit Japan,  just stop. Even if you are athletes or participants attending to Olympics, do not come. It will help many people in Japan, and yourselves.

We can't welcome anyone from outside of Japan, whoever.

5/19/2021

[pol] コロナワクチンを薬扱いする非科学的姿勢を反省

今更な話なんですけれども。前回の、ワクチン接種システムの話を書いてて思ったんです。科学的な考え方が抜けてるんじゃないか、これはまずいなと。自分自身についてですよ。

何故かって、今国内で原則全員に接種をしようとしている"ワクチン"って、本来薬物なら当然に経ていなければならない治験も殆ど行われていない、従ってどんな副作用があるのかほぼわかっていない、そもそも薬と呼んでいいのかもわからない代物なわけで。 

勿論、これまでの海外での使用報告を見れば、抗体反応が出る事はわかっている以上、副作用に目をつぶればワクチンとして使える事は明らかです。が、その副作用が薬として許容出来るものなのかがわかっていない、それは文字通り致命的な問題である筈です。

特に長期的な副作用の有無またその傾向、及び各種の合併症等の組み合わせ的な性質については、科学的に言って全く不明と言っていいような状況です。短期的なものについても、治験であれば比較群の設定等で当然に排除されるその他の因子がごっちゃになっていて、それが無秩序に積み重なったところで意味を成しません。死亡者に最も特徴的に報告されるところの血栓の発生についてすら相関は不明という有様です。相関を認めうるのは、唯一アナフィラキシーについて位でしょうか。それにしたって仮説にすぎないという。mRNA方式は従来のウィルスベクタ方式に比べれば直接の害は少ないだろう、という仮説は立ち得ますが、そもそもmRNA方式自体知見が少ないという時点で考慮に値しません。問題がより複雑になっているだけです。

つまるところ、そもそも薬と呼んでいいのかわからないものなわけです。少なくとも科学に携わった経験のある人間としては到底受け入れられるものではない。それを、ただ欧米諸国を中心に広く接種が進んでいて、日本国内でもそれをそのまま受け入れ、倣おうとしているから、というだけで、何ら科学的な根拠もないままに、殆ど盲目的にワクチンとして受け入れている、その科学的な思考のかけらもない自分の認識の蒙昧さ加減に愕然として危機感を覚えた、という次第なのです。

そうは言ってももう接種は始まってしまいましたから、現実に、否応なく、副作用は生じます。発熱や痛みを感じる等の短期に回復し得る程度で済めば御の字、ワクチンによって殺される人も継続的に出るのでしょう。例え死んだとしても、それがワクチンによるものだと証明されず、因果関係の推測すらあやふやなために、碌に対処もノウハウの蓄積もなされないままに。そして、被害は抑制されず、当然に際限なく増える被害者への補償等も、少なくとも当面はなされないでしょう。薬害エイズよろしく、対応が始まるのはおそらく手遅れになってから。色んな意味で、遺憾極まりない話です。

相次ぐだろう死者は、本来の副作用による死者よりも相当に多い数が報告される筈です。というのも、元々高齢者はただでさえ死期が近く、ワクチンと直接の関係があろうとなかろうと、ワクチン接種から間を置かず亡くなる人は絶えないでしょうし、現状の要因の区別がままならない状況では、おそらく全て接種後の、接種と関係が否定できない死亡者として扱われざるを得ないだろうからです。そして、それが10人、100人、1000人と積み重なった時、人々の心理に与える影響が無視できるほど小さいものになるとは思えません。

例えば、因果関係は不明だけれど、ワクチン接種後に死ぬ確率は宝くじ1等当選(1000万分の1程度)より遥かに高い、というような情報が出回るようになったとして、不安に思う人は多いでしょう。基礎疾患の有無が主要因と言っても、高齢者で基礎疾患が全く無い人の方が珍しいわけですし。そして、不安になって接種を控える人も出るだろう事も想像に難くありませんが、それを非難する事は出来ません。そもそも薬と言えるのかすら定かではない、本来なら到底承認されていない代物であり、不安に思うのも当然だからです。それで死んでも国は責任取りませんしね。

全く以て正気の沙汰ではない現状、自分自身も少なからずその狂気に飲まれていた事は遺憾な限り。深く反省し、よくよく注意しようと思った次第なのです。 

[pol] ワクチン接種システム運用開始後の惨状を見て

5/18/2021

[pol] ワクチン接種システム運用開始後の惨状を見て

笛吹けど踊らず、というか。会場は未完成、警備員も手配せず、何を踊るのかも不明なまま、とにかく集まって踊れ、踊らなければ殺す、と脅して集めて踊らせようとした結果、会場入口前でドミノ倒しが起きたような。

いや、コロナのワクチン接種、その一般向け予約開始直後のゴタゴタの件です。

やろうとしている事は至極単純。高齢者に2回のワクチン接種を受けさせるだけです。成分が不安定なワクチンの性質上、極低温での保管が必要で、解凍後は即使い切らなければならず、また接種後も副反応に備える必要もある等の制約はあるものの、その実行自体はさほど困難なものとは言えないでしょう。

しかし、現実には大混乱です。その理由は何か。然るべき準備を行わず、通常なら当然の手順を踏んでいないからです。それと言うのも、無茶な期限を最初に設定し、かつそれに間に合わせるために最初から時間的効率を突き詰めた接種の実施を要求している点に原因がある事は明らかでしょう。つまり五輪が悪い。はよ捨てろ。

個別の問題点は幾つも挙げられます。まずそもそもワクチンの供給が不安定かつ甚だ不十分である事。それでも接種を行うためには供給量に応じて対象者を選別し会場へ誘導しなければならないけれども、対象者の母数に比しての供給量の少なさから、その枠を巡って奪い合い等の混乱が生じるだろう事。さらに、行政側の対応リソースの貧弱さから、速度面の要求を満たすためにその割当システムはネット上の予約システムを中心にせざるを得ないけれども、特に高齢者はそもそもネットリテラシーが低く、アクセスすら困難な者が少なくなく、選別・割当の問題以前に対象者の誘導が不可能なケースが多数生じる事。。。

行政側にこのような問題に対処するノウハウなどあるわけもありません。これから適応していくだろうと期待する事も出来ません。決定権を持つ政府の側も、五輪の開催予定時期前に終わらせる事を要求し、徒に、理不尽とも言える圧力を行政機関にかけるだけです。

そして碌に準備もせず見切り発車的に迎えた予約システムの運用開始と共に噴出する不備、不備、不備、そして混乱とそれに対する行政の言い訳に責任転嫁。これだけ注目を浴び、センシティブな情報が詰まったシステムです。興味本位の悪戯から、システム内の情報を窃取しようとするものまで、不正アクセスの類も半端な量ではないだろう事は始まる前から明らかでした。が、重複申請等のチェックすらしないという辺り、それに十分に備えた様子はかけらも認められません。ただでさえ正確な理解・利用が困難な対象者に、入力ミスや重複の検知すら出来ないシステム。どうやって不正アクセスと本来の申請とを区別するというのでしょうか。これでは上手く行くと考える方がどうかしています。

ネット予約自体は、接種のプロセス全体からすれば入り口に過ぎないにも関わらずのこの体たらく。これでゴリ押し出来ると、おそらくは今もって考えているだろう政府首脳以下責任者連中は、全員クビにした方が世のためだと、心底から思います。

付け加えると、システムの運用の可否は別にしても、個人情報の流出なんかも懸念されるんですよね。今のシステムの円滑な運用最優先な姿勢を見る限り、セキュリティ面はザルになっている可能性が極めて高いだろうし、まあもう無理だろうなと、殆ど諦めを抱かざるを得ないのが残念というか何と言うか。

[pol] ご都合主義的コロナ政策の末路

4/29/2021

[pol] ご都合主義的コロナ政策の末路

2021年のGWは、東京・大阪・兵庫・京都に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令される状況下で迎える事になりました。

また、首都圏・近畿の近隣県では限定的な緊急事態宣言と言うべき、同法に基づく蔓延防止措置も発令されています。従って、政府・自治体の施策の面では昨年とほぼ同様なわけです。

が、それに対する各個人・企業・店舗等、各種活動の実態としては、全くの別物と言う他ない状況にあるように見えます。

前提として、緊急事態宣言等に伴う政府・自治体から発令された正式な命令・要請のうち、過料等の制裁による強制力があり、かつ国民や各種業者の生活・経済に大きな影響のあるだろう主な内容は、概ね次の通りです。

・大型の商業施設・ホテル等のホール・集会場等の休業

・飲食店を中心とした小規模店舗の営業時間短縮

・各種スポーツ等のイベント・テーマパーク・展示会等の無観客化

・飲食店における酒類提供の禁止

・カラオケ禁止

この他、路上飲酒の禁止や宣言発令区域の出入り自粛等、法的根拠のない、従って強制力もない都知事らの口頭での要求が様々に発せられています。

もちろん、個人向けにも不要不急の外出を控える等の要請等が発令されているわけですが、これにも基本制裁がない、すなわち強制力がありません。

当然ながら、上記の命令・要請等に従った場合、個人・企業を問わず、程度の差はあれ損害が生じます。とりわけ、休業や酒類の提供禁止といった事業活動上深刻な損害を生ずべきものについては、相応の補償がなければ、事業者は経営が立ち行かなくなります。個人の場合は、経済的というより、精神的な苦痛等の方が大きいかも知れませんが、だとしても要請等に従った場合の損害は決して無視できるものではないでしょう。

また、これらの要請はここ一年以上繰り返され、それでいて終わりも見えない慢性的な状態が続いています。人は慣れる生き物であり、事態の長期化に伴い、当初抱いていた恐怖は薄れ、それに伴う危機感も当然に失われます。損害や苦痛を我慢しても意味がない、薄いと感じるようになれば、真面目に従わなくなる、どころか、従わずに済む抜け道的な方法を探すようにすらなるものです。

しかるに、強制力すなわち従わなかった場合に過料等の制裁があっても、損害に見合うだけの補償がなければ、公然・平然と命令等を無視して事業を続けようとする向きが増えるのも当然の帰結と言えるでしょう。いわんや、強制力がなく、当然ながら補償もない、いわば単なるお願いに過ぎない要請等、従うと考える方が愚かというものです。

その上、上記のようにあらゆる活動を罰則まで持ち出して禁止ないし制限しているというのに、五輪だけは例外、というより、国民の生命や生活を五輪開催のために犠牲にしようとしているとしか解釈のしようのない姿勢を顕にする政府や都のご都合主義的な振る舞いについては、もう何をかいわんやと。そんな意図が見えているのに、わざわざ彼らの政治的・経済的な都合に合わせて自分の損害や苦痛を我慢し、生活を犠牲にしようとする人は稀でしょう。

そもそも、本来なら、五輪のような尋常でない規模のイベントの開催前2ヶ月強の時期に、人員の手配どころか運営の方針すら定かでないような状況というのは、コロナ云々以前に論外というべきものです。医療スタッフの強奪をしようとして即失敗し、全方位的に非難が浴びせられていたのを見ても当然としか言いようがありませんし、この状況が早期に改善される見込みもありません。むしろこれから辞退者や参加拒否も一層増えるでしょう。

ワクチンもほぼ無力と懸念される変異株の蔓延したインドの惨状を見ても、五輪なんてとっくに諦めて、少なくとも医療関係のリソースはコロナ対策に集中し、それでも乗り切れるかどうか怪しい状況だというのを理解して・・・いないんでしょうね。

効果の定かでないワクチン、その必要数の確保すら出来ず、接種の体制を整える事も出来ず、しかし五輪前に高齢者4000万人弱の接種が終わるから大丈夫、とこの期に及んで寝言をのたまい、国民の生活や生命を含むその他の殆ど全てを犠牲にして狂気的に五輪開催に向け突き進む政府。行き着く先は国内での蔓延拡大に加えて変異株の大量輸入、文字通りの破滅でしかない事は明らかですが、歯止めがかかる見込みは今の所ありません。残念なことです。

3/19/2021

[IT] Line個人情報流出問題のあまりにもな今更感

 について。いや、なんなんでしょうね本当に。

 言わずと知れた日本国内シェアNo.1のSNSアプリLineについて、Line社の委託先であるところの中国企業から国内ユーザの氏名・電話番号を含む個人情報がアクセスし放題になっていた事が露見し、総務省はじめ政府各所で Lineの使用を取りやめる動きが続いているそうです。

何を今更、と思った人は少なくなかったでしょう。Lineが韓国企業製で、メインのサーバも韓国国内にある事はそれこそLineが普及する前から周知の事実であり、だからこそ大企業等では機密の漏洩が確実な事から利用が禁止されて来たわけで、昨今政府各所で行政サービスがLine連携を打ち出していたのも、その辺りの問題は承知の上だとばかり思っていたのですが・・・驚くべきことにそうではなかったようで。

紛うこと無き阿呆の所業という他ありません。名前からして時代錯誤感溢れるデジタル庁とやらの程度もお察しの通りという事でしょうか。先日中国への流出が報じられたマイナンバー関連も当然のように同様という事でしょう。そもそも、リテラシーのリの字も無い老人たちと建前と予算という名の既得権益の確保以外に何も考えていない官僚に、際限なく多様化する膨大な攻撃に対応し続けなければならない情報基盤の運営など、担える筈もなかったという事なのでしょう。至って当然の帰結であり、別に残念とも思いませんけれども、馬鹿馬鹿しいとは思います。

一般人は元々その辺は気にしない人が殆どだったでしょう(多分)から、中国韓国に個人情報やら一切合財筒抜けでも今更使うのを止めたりはしないのでしょう。そうしてアホがアホを晒し続けるのです。アホらしいですね。

10/29/2020

[note] Ubuntu20.10にアップグレード

 しました。ファンキーでパワフルなGroovy Gorillaさんです。

と言っても、特筆する程の大きな変化はありません。例によってアップグレード後に幾つか不具合の類はありましたが、致命的と言えるようなものはありませんでしたし。(?)

それでも幾つか遭遇した問題点等につき、以下にメモ。なお、アップグレード元のバージョンは全て20.04LTSです。

[アップグレード適用時] ※update-managerから実行

 libc6のアップグレードの際、xscreensaverが邪魔とのメッセージが出て止まります。ので、下記コマンドで止めます。

 $ xscreensaver-command -exit 

 これ以外は、特にいつもと違う点はなし。

 [アップグレード適用後]

1. 起動失敗

一部のPCで、適用後、再起動に失敗するケースがありました。ログを調べてみると、bootパーティションのマウントに失敗している模様。/etc/fstabを確認すると、見覚えのない/boot/efiのエントリが入っていました。これにマウントしようとしているところのUUIDのドライブが見つからないという事のようで。ドライブを探しても良かったのですが、そもそもefiを使用する必要はない筈、という事で、このエントリ自体をコメントアウト。すると起動するように。

2. 一部アプリの不具合

起動後は大抵のアプリは問題なく動作したのですが、libreofficeについて少し問題が確認されています。何かというと、libreofficeの履歴メニュー(最近開いたlibreofficeファイルが一覧表示されるランチャー的なウィンドウ)を開くと、ウィンドウの左上側1/4部分しか表示されず、かつこのウィンドウ上からファイルを開くと、各アプリの画面も同様に左上側1/4しか表示されず、入力も受け付けなくなってしまうのです。ウィンドウツールキット周りの処理のバグでしょうか。

この点については、履歴メニューを経由せず、writerやcalc等の個別のアプリを直接起動する場合は問題なくウィンドウの全エリアが表示されます。これで回避出来るので、致命的な不具合というわけではありませんが、余計な手間が増える事には違いありません。速やかに修正されて欲しいものです。

3. 一部アプリが特に無告知でリポジトリから消えている

これはごく一部の人にしか関係しない問題でしょうけれども、私の常用していたアプリがアップグレードしたら消えていました。何かというと、SIPクライアントのLinphoneです。IP電話アプリですね。これを常駐するようにしていたのですが、消えていました。すぐに気づき、業務でも使用していた都合上、使えないのは困るので慌てて再インストールしようとしてもそもそもパッケージが見つかりません。SIPクライアントは元々あまり選択肢がなく、代替アプリは準備出来ていなかったところに、まさかのサイレントディスコンかとかなり本気で青褪めました。

焦りながら、20.04LTSまではaptでインストール出来ていたのに何故今更、と色々情報を集めることしばし。結論から言えば解決しました。

具体的には、Linphoneの提供方法が公式からのAppImage形式での配布に統一されたから、という事のようで、これを公式からダウンロードして使えばよい、ということでした。

ちなみにAppImageというのは、 Windowsで言うところのexeファイルのようなものですね。ディストリビューションや、カーネル及びライブラリのバージョンに(原則として)依存せず、かつインストール作業を要せず、ただ実行するだけでアプリを使用出来るように設計されたファイル形式というわけです。

というわけで、ダウンロードしたAppImageファイルに実行属性を付与してパスを通し、起動するようにすればそれでOK。無事Linphoneが使えるようになったのでした。起動してみると、従来は如何にも古いGTKのウィジェット的なウィンドウ表示だったのが、今風のスタイリッシュなアプリ表示に代わっていて、確かにこういう今風のデザインにするにはGTKやらに依存するわけにはいかないのも無理はない、と納得した次第です。何はともあれ一安心。

 取り敢えずはそれ位でしょうか。これでも以前と比べれば概ね問題ない、と言えてしまう辺り、今更ながら一般への普及が絶望的な事を再認識しつつ、気にしたところでどうしようもないし自分が使えるならそれでよしとしよう、というわけで今回はこれでおしまい。

10/28/2020

[PC] ネットワークプリンタ新調

先日、前触れもなく、事務用のレーザープリンタが部分的に故障しまして。具体的には紙送りの不具合で、印刷しようとすると、ほとんどの場合に紙詰まりエラーが出る、というものでした。なお、機種はCANONのLBP3500、モノクロでA3対応の、プリンタ機能のみのシンプルなモデルです。

例外的に、手差しトレイに1枚のみセットして印刷する場合だけは上手く印刷出来るのですが、それ以外、つまりカセットでも手差しトレイでも、複数枚の用紙がセットされた状態から印刷しようとすると、何故か2枚目を読み込み掛けた状態で紙詰まりになるのです。1枚目を排出する前に止まりますから、計2枚が本体内に取り残されて無駄になることに。。。

これはおそらく紙送り部分の用紙を検出するセンサの不具合で、1枚目が通過したにも関わらず、センサ(のレバー)が戻らず、送り終えていないと誤認して紙送りを続けようとして、2枚目を引き込んだ後のタイミングで長時間紙送りが進んでいないと判断してスタックする、という事なのかな、と思われるのです。が、これを直そうにも、そのセンサ(と思われる)部分に物理的にアクセスするのが大変で、逆に分解する際に壊しかねない気がしまして。

そもそもLBP3500はもうかなり古いこともあり、取り敢えず、本機は封筒だとか厚紙だとかA3だとかの比較的特殊な、従って使用頻度のさほど高くない用紙の場合の手差しからの1枚印刷専用にする事にして、A4以下の通常用紙の(複数枚)印刷用のプリンタを別途新調する事にした次第です。

新しく導入する機種は、色々検討した結果、奥行きのコンパクトさやコスト(リサイクルトナーはじめ部品類の流通量の多さ)、印字品質(濃さ等)の安定性等を評価して、同じくCANON製のLBP6240に決定。納品後、有線LAN接続で繋いでセットアップしました。

Windows機用のセットアップについては特筆するような点はありません。従来機種同様、付属のセットアッププログラムを使えば簡単にセットアップ出来ます。ちなみに、本機にはモニタはついておらず、IPアドレスやMACアドレス等を取得するには、windows側の設定ツールを使うか、ステータスを印刷するかの2択になります。ステータスを印刷する場合は、排紙ボタンを長押し(3秒以上)します。

Linux機用の設定については、概ね次の通りです。 なお、OSは20.04LTSです。

1. CANONのサイトから対応するドライバをダウンロードし、解凍

 ※LBP6240の場合、linux-carps2lbp-drv-v500-jp-17.tar.gz (ver.5.00)

  https://cweb.canon.jp/drv-upd/lasershot/linux/carps2linux.html

  ubuntuの動作確認済みは19.04までとなっていますが、20.04LTSでも問題なし。

2. フォルダ内でインストールスクリプトを実行

 $ sudo ./install.sh

 ※なお、CUPSが起動されていない場合は、 ここで起動しておく。

  $ sudo service cups start

3. CUPSの登録

 WEBブラウザから行う場合は、localhost:631にアクセスし、

 [管理] -> [プリンターの追加] -> [発見されたネットワークプリンター]中から、

 Canon LBP6230/6240を選択して追加

 ドライバ(モデル)の選択時も、Canon LBP6230/6240(en)を選択

以上で印刷出来るようになります。ただ、色々とアプリから印刷してみたところ、大体のアプリでは問題ないのですが、一部アプリではデフォルトの設定だと文字化けする不具合がありました。Libreoffice(のwriter)がその代表例ですが、これについては、アプリ側の印刷設定を修正する必要があります。

具体的には、プリンターのプロパティ([ファイル]-[プリンターの設定]-[プロパティ]等)の[デバイス]タブ中、[プリンター言語の種類]を、デフォルトの[自動選択:PDF]から[PostScript(レベルはドライバーから取得)]に変更します。これで文字化けが直ります。

文字化けが出た時には少し焦りましたが、この程度の設定変更で解決するのならまあ許容範囲と言えるでしょう。以前のCANONのLinux対応のおざなりっぷりは目を覆わんばかりで、10年位前に当時のモデルでやろうとした時の設定の困難ぶりは半端なかったですからね。。。ともあれ、書類の印刷環境が回復して一安心。というわけで今回はこれでおしまい。

8/28/2020

[note] 終わりと始まり、空虚なる一致

ようやく、と言うべきでしょうか。長きに渡った第2次安倍政権が終わります。

その開始当初から、失政を繰り返し、権力の濫用も絶えず、その責任も一切認めないという、無責任そのものを体現してきた同政権の終わりは、その応報によるものではなく、第1次の際と同じく持病による執務能力の不全による、至極あっけないものでした。貯まりに貯まったそのツケは、後継の政権が払う事になります。

とりわけ内政においては、いわずと知れたアベノミクス、すなわち公的資金から個人の資産まで、あらゆる資金を金融市場に流し込み、株や商品の価格を釣り上げ続けるという、あまりにも深刻な副作用に満ちた政策をその副作用が顕在化してなお止める事が出来ず、泥沼に嵌まり込むが如く続け、もはや日銀をはじめあらゆる金融機関が身動きも取れない状態に陥ってしまいました。

加えて、2020年に入ってからのコロナウィルスの深刻な流行、それへの対処に伴う経済活動の大幅な抑制によって、少なくとも今年度のGDP並びに個人・法人の所得は壊滅的な縮減を余儀なくされており、それらへの対処のために相当部分が無駄に費やされたと言ってよいであろう公金の額も過去に類を見ない規模に及んでおり、今年度の財政は既に破綻した水準にあるものと言えます。

無論、大小様々な事業の破綻、個人の失業も急増しており、それらへの救済を求める要求は減るどころか高まり続けています。しかし、長年財政支出への手当の半分以上を新規国債の発行に頼ってきた国家財政に、それらに十全に応える余力など残っていよう筈もありません。

誰が継ぐにせよ、次期政権は、この状況への対処を迫られる事になるわけです。どう見ても火中の栗どころではなく、地獄の門へ自ら踏み込むようなものだろうわけですが、それでも誰かが継ぐのでしょう。それは権力欲によるものかもしれませんし、この下手をしなくても経済が崩壊しかねない状況を回避ないしは軟着陸させる志を持って臨む向きも、無いではないのかも知れません。

とはいえ、現実的に最もありそうなのは、ここ数年の政権が行ってきた事を続ける、すなわち状況の先送りをしようとする事でしょうか。実際のところ、それ以外の、積極的に解決するような術があるようには思えませんし、しばらくはあまり変わらない状況が続く可能性が高そうです。あるいは、抜本的な修正、すなわち量的緩和の終了に乗り出す可能性も無いわけではないのでしょうけれども。

いずれにせよ、ただ、思うのです。大した違いはないだろうと。次の政権を誰が担い、何をしようとも、多分に破滅が来るのが早くなるか遅くなるか、またその時の落差が多少大きいか小さいか、の違いでしかなく、結局のところ行き着く先はさほど変わらないのだろう、と。

それは、第2次安倍政権の初期、日銀の量的緩和が始まった頃に思った事と全く同じだったわけで。過ぎ去った年月と、その間に人々が抱いた期待と失望、費やされた資金と労力、それらが殆ど無駄だったのではないかと、諦めとともに、虚しさを感じずにはいられないのです。

7/12/2020

[note] Ubuntu上のGIMPでコピーしようとするとクラッシュするバグ

に遭遇しました。その際の対処についてメモ。

具体的には、Gimp上で画像の切り出し、を行うために、領域選択からのコピー(CTRL-C等)操作を行うとGimpが落ちる、というものです。ひどい。アプリ自体がまともに使えなくなるレベルの致命的なバグですね。

Ubuntuのバージョンは20.04LTS、デスクトップはLubuntu。Gimpのバージョンは2.10.18-1です。

多分にクリップボードとのやり取りにバグがあって、サイズやらハンドラやらが不正になってお陀仏というパターン、かと推測しつつ調査したところ、実はこのバグ、結構昔から頻繁に発生しているものらしく、数年前から上がっているバグ報告がチラホラ見つかりました。私は初めてでしたが、運が良かったという事なのか。ちなみに、私と同様の環境であるところのLubuntu上の2.10.18-1でのクラッシュ報告も既にありました。

で、報告されている対処方法は、基本的にクリップボード側の設定をいじるというものでした。代表的なものとしては、Kubuntu上だと、"画像を無視する"旨のオプションがあるらしく、これを有効にすると解消される、とのこと。他にも、クリップボード関連のアプリを入れている場合はそれを削除したりすればよい、等。あまりに発生する状況が多すぎて、対処方法も状況に合わせて多数あって逆にどうすればいいのかよくわからない、という困った状況でした。

少なくともLubuntuではそんなオプションあったっけ、な状態だったので、もう少し情報を探ることしばし。Lubuntuだとqlipperを削除したらいけたよ、という報告があったので、これを試してみました。下記コマンド。

$ sudo apt remove qlipper

しかる後に再起動すると、果たして領域選択からのコピーをしてもgimpは落ちなくなりました。

とりあえず一安心。しかし本件、Gimp側というよりはOS側のクリップボード周りの仕様(バッファのサイズ上限等?)がころころ変わるのが原因っぽいのですが、そんな基本的なところで致命的なバグにつながる変更をされるのはとても困りますね。検証不足、という見方も出来なくはないんでしょうが、基本的な部分はそもそも網羅的な検証なんてほぼ不可能です。というか、従来の仕様との齟齬が少しでもあればこういうバグが発生する事は避けられないわけで、であるからには基本いじらないのが鉄則だと思うんですが。。。ともあれ、今回はこれでおしまい。やれやれです。