おお。エンジニアなら誰しも一度は想像する所の、制御コードへの時限爆弾埋め込み、それが実際に行われていて、さらに意図どおり爆発もしてた、とのことで。当然ながら業務妨害で逮捕された容疑者は当時関西ネットワークセンターで運営委託を受けていた会社の社員壱崎寿彦、鹿児島在住という事でいかにもソフトバンク系な感じです。
しかし、この種の悪意のあるコードの仕込みというのは、まっとうな開発体制であればコードのチェック、デバッグの過程で当然に事前発覚する筈で、そうなったら当然にクビだし犯罪者にもなってしまう、それが分かっているから大半のエンジニアは想像するだけで実行する事はないわけですけれども、この委託会社はそのチェック体制自体が無かったと言う事が明らかになったわけです。いかなる理由があろうとも、いやまあおそらくは単にその分の工数をケチってるだけなんでしょうけど、社会の基盤たる通信インフラのキャリアとして、極めて不適格であるものと言わざるを得ません。
いや本当に、何処の糞ベンチャーかと。大手系なら、ダブルチェック位当然やるでしょうよ。ソフトバンク側はチェックも含めて丸投げなんでしょうけれど、そのような体制であるという事自体、免許剥奪で当然なレベルの失態であろうかと思われます。実際に被害も甚大なわけですし。こんな体たらくで事業拡大とか、寝言は寝て言えと思うのです。
関西のソフトバンク通信障害、委託先の元社員を逮捕
不正プログラム仕掛けた疑い