4/01/2014

[biz] 増税直後の標準価格と特価の逆転に見る割安感演出の虚しさ

消費税増税で、普段よく買う類の品物の価格がどう変動しているかちょいちょい確認してたところ、とある通販業者のPC関連機器の特価セールで、特価が通常価格より高く表示されているケースが複数目につきまして。

よりによって増税で価格の変動に色々注目が集まってるこの日に、しかもわざわざメールでお買い得情報とか銘打って送り付けておきながら、そんな堂々と間違いを記載されても困惑します。おそらく標準価格は単なる宣伝文句の一部に過ぎず、販売管理上も無意味なものであって、だからチェックの対象外という事なのでしょう。

大体、大多数の消費者は、取り分け通販においては、複数業者を比較の上、最安値の所から購入するものなのであって、特価だろうが通常だろうが、その時々の販売価格しか気にしないわけです。その種の参考価格なんて、錯覚を起こさせる意味しか無いのだし、そんな間違えて客を引かせる位なら最初から書かなきゃいいのに、と思うのですよ。

何といいますか。割安感の演出、というのは、つくづく虚しいものなのだなと。鬱陶しいから止めて欲しいなと。心から思った次第なのです。

[関連記事 [biz] 消費税増税。税抜き表示が最悪に不便かつ不快]