ちょっと待て馬鹿、と誰もが思うところだろうと思います。間違いなく反発するだろう市民の感情やらは抜きにしても、名称変更に伴って必要になる作業のコスト、まず不動産登記絡みの変更だけでも非常に高額になるわけで、下手しなくても売却で得られるだろう収入、どんなに多く見積もっても年数十億でしょうけれども、それを上回るだろうものと予想されるところ、まずその辺から少しでも考慮した上での話なんでしょうか。考慮しての話なら、後は周囲の精神的な面での説得の成否にかかるだけの話ですが、到底そのような事情は伺えません。
そもそも命名権ビジネス自体が完全に絵に描いた餅な現状にあって、かつ他に検討されて然るべき政策も幾らでもある筈なのに、何故よりによってそんな案を持ち出すのかが理解しがたいところです。下手な考え休むに似たり、もしくはそれ以上の阿呆さ加減で。馬鹿は死ななきゃ治らない。破綻寸前の財政事情にあっての苦肉の案とのことですが、もうそんなに阿呆なのだったら、一度そのまま破綻してしまうのが良い、というかそうなるより他ないんじゃないかと思うんですけど、さて。
泉佐野 市の名前売ります…財政難で苦肉の策