るみたいですね。いずれも相当にヤバい話のようで。
まずネットバンクへの攻撃。アカウント盗んで不正取引、という話で、事実ならサービスが根幹から崩壊するわけで、ルビコン河を渡られてしまったというか、関係者の危機感は尋常ではないところでしょう。複数のサービス、システムが対象になっている点からして事実である可能性は高いんでしょうけれども。ただ、報道では普通のフィッシングによるもの、との推測がなされている点には、通常ネットバンキングサービスでアカウント毎に発行されている個別のパスワード表も取得する必要がある筈、部分的になら兎も角、そこまでの事が果たして可能なのかと疑問も感じる所ではあります。まだリアルタイムで間に入って、とかの方がありそうですけど、それも現実的なのかなあ、とも。どうなんでしょうね。システム自体がクラックされた、というのならそれはそれでさらにヤバい話になるわけですけれども。
日本全国の銀行ネットバンクで不正アクセスが相次ぐ
次に国連やら米政府やら。こっちは安直に中国が××、という構図。うーん。具体的な理由がない辺り、今一つ信憑性に欠けますけど、どうなんでしょう。日本国内では韓国バッシング発生中の時節柄、以前も発生した韓国からの逆ギレ的攻撃の巻き添えといった見方もあるわけですけれども、まだそちらの方が有り得る気もしますね。個別の時期、期間は公表されていないし、主体も含めて入り乱れてるんでしょうけれど。いずれにせよ相手が相手だけにシャレにならんわけですけれども、何考えてんでしょうね。何も考えてないんでしょうか。
国連や米政府に最大のサイバー攻撃 中国関与か
米マカフィーが発表 日本も2件
いずれも、これまでネット上の犯罪がほぼ野放しというかあまり追求はされなかった、その状況に阿呆な人達が増長した結果ではあって、色々と未成熟なネット上の社会システム、その不備を示すものなんでしょう。流石に一線を越えてしまった感はあるので、その辺の関係が変わる節目になるような気もしないでもありません。ていうか金融関係とか米政府機関とかに手を出したのは流石にヤバ過ぎるでしょうよホント。命知らずも良いところ、まさに俺たちに明日はない、であります。