8/09/2011

[biz] エルピーダが地味に死亡寸前

2011年度Q1決算、売上高が-46%、当然のトリプル赤ですか・・・。負債もアホ程増えてるし見通しも真っ暗、任天堂と違って余力がないエルピーダでこれだと、常識的にはそろそろ整理フェーズに入るのかな、と軽く絶望を感じざるを得ない内容でした。これから追加リストラとかもするんでしょうけど、意味あるのかな。そもそも、DRAM主体という事業形態そのものが持続不能に見えるんですよね。基本的に規格品が中心で、競合各社間で品質にあまり差がない、文字通り売りがない製品なわけだしね。それはDRAMに限った事ではないけれど、周波数は頭打ちだし、微細化とそれに伴う容量向上にはまだもう少し余地がありそうなものの、それにはあまりニーズがない様子だしで、流石にもう引っ張るのにも無理があるんじゃないのかと思う次第なのです。

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