対象のPCはThinkpad L512、Celeron P4500は廉価CPUとは言えデュアルコアでもあるし致命的な不自由があったわけでもなかったんですけれども、外部モニタに接続してウィンドウを複数開いて色々やってると、もう少し反応がスムーズだといいのにな、とそこはかとなく思うようになっていたところに、同じくArrandale世代のCore i5 450Mが5000円程度で出回っているのを見つけてしまったわけで。それぐらいならいいか、と思い切ってみた次第なのです。
換装作業自体はごく簡単、背面のカバーを外して、さらにCPUクーラーユニットを外すと現れるSocket G1のネジを半回転させてロックを外してCPUを抜き取り入れ替え。再びロックしてからクーラーを取り付けるのですが、外す時にシリコングリスが剥がれてしまうので、CPUのコア部とシンク面にグリスを塗り塗りしてしかるのちに取り付けです。んでカバーも戻して完了。Windowsもすんなり起動、ドライバのインストールも自動で問題なし。あっけないもんです。
そしてベンチ。Experience Index Scoreは、CPUが4.9から6.5にUPした以外は、グラフィックスが0.2下がった代わりにゲーム用グラフィックスが0.2上がる謎の変動があった位で実質変化なし。まあそりゃそうですよね。しかしCPUだけでも効果は体感できる程で、ウィンドウの移動から何から各種処理がとてもスムーズになりました。まさに目的通りで、こう上手く行くととても気持ちが良いのです。いつもこうあって欲しいものですね。