ぶっちゃけ色々と酷い感じながら、戻すのも面倒なので無理しつつ使っているUbuntu最新版13.10ですけれども。今日になっていきなりキーボード周りがおかしくなって困りました。その経緯と対処、あと愚痴をメモ。
何かと言うと、久しぶりにサーバー機を再起動した後、日本語入力をしようとしてibusの切り替えをすると、キーボードの配列設定が勝手に英語に切り替わるようになってしまったんですね。ibusの設定で切り替えキーは日本語配列にしかない半角/全角キーを割り当てていたので、英語配列だと以降は日本語入力が出来なくなってしまうのです。それも、システム(gnome)のキーボード配列では日本語配列しか登録していないにも関わらず。わけがわかりません。
一旦ログオフしてログインしなおすと配列は元に戻るのですが、ibusの切り替えをしようとすると再発します。それも再現性100%。何かまたアップデートでバグ混入か、13.10で新しくなったibusはほんと酷いなあとうんざりしつつ、これだけ酷くかつはっきりしたバグならもうworkaroundも出てるだろう、と他の端末から調査に臨んだところ、程なく応急措置が判明。それは何かと言うと、ibusの設定中に勝手に追加されている英語を削除する、というもの。具体的には、ibus-setupのダイアログ、その[インプットメソッド]タブ中のメソッドリストから[英語-English]を選択して同タブ中の[削除]ボタンを押して消すだけ。[日本語-Japanese]は残しておいて大丈夫。そしてibusを再起動(もしくは再ログイン)。これで治りました。というか不具合自体は残ったままなんでしょうけど、英語配列にならなくはなりました。とりあえずは解決です。
ともあれ、日本語も入力出来るようになり、こうしてポストを書いているわけです。それはいいのですけれども。私の記憶が確かなら、この今回削除したインプットメソッドリスト中の英語、というか日本語(Anthy)以外は、アップデート当初の不具合への対処中に削除しておいた筈なのです。ということは、英語のメソッド設定、あれはおそらくアップデートで復活していたという事なんでしょう。であれば、アップデートにまでバグを入れてくれた事になるわけで、初期の切り替え不能の不具合にしろ、ibus周りの管理者は英語以外の言語に対する排除主義者なのか、それとも単なる阿呆か。いずれにせよ多言語前提のシステムのメンテナとしては不適格だと思われる酷さで、ユーザとしてはいい加減勘弁してほしく思うわけです。いや本当に。
しかし、酷いのはibusだけじゃないのが何とも。compizとgtk周りの不具合も大概ですし。canonicalの開発/チェック体制はどうなってんでしょう。mobileに注力?といっても、その辺の話はもう全然音沙汰すら無い感じなわけで、一体何をやってるんでしょうね。謎です。うーん。Mirもボロボロでコミュニティの支持は全く得られてないし、全体的に色々とよくない感じが・・・。ともかく今回はこれでおしまい。
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