10/21/2011

[note] ubuntu 11.10 を試験導入

してみました。コードネームOneiric Ocelot、夢見がちなオセロットさんです。まずはテストという事で、対象はCore i3のデスクトップサーバとAtomのLooxU/C40の2台、それぞれに11.04からのアップグレード適用にトライしたのです。

結果から言うと、デスクトップは問題なくアップグレード完了した一方、LooxUは再起動出来ず失敗。さらにCDからクリーンインストールしても起動せず。GMA500ドライバが公式サポートされたって話で期待してたんですけど、残念でした。というわけでLooxUについては保留です。

アップグレードに成功したサーバの方も、内部的には快調なのですけれども、UI面で引き続きデフォルトのUnityが相変わらず非常に使いづらく、しかしクラシックモードが今回からサポートされなくなってたりで。クラシックモードを追加導入する事は可能なんですけど、トップバーの挙動がどうも以前と異なっているらしくてこれまた使い辛い、という事で、この際UnityもGnomeツールバーもまとめて全部取り払い、代わりにAWNとLaunchyを入れて使う事にしました。手順は以下の通り。

[Unity等除去及びAWN+Launchyインストール手順]

1.AWN等インストール

$ sudo apt-get install gnome-session-fallback
$ sudo apt-get install avant-window-navigator

launchyを取得。今回はver2.5の64bit版を以下から。
http://www.launchy.net/download.php#linux
$ sudo dpkg -i launchy_2.5-1_amd64.deb

完了後、一旦抜けて、クラシックで再ログイン

2. AWN起動、compiz起動、launchy起動設定

下記で設定ツールを起動し、[Awnを自動的にスタートさせる]にチェック
$ awn-settings

あと、表示場所や大きさなどもついでに設定。

ついで、下記コマンドで起動する自動起動設定ツールから、compiz --replaceコマンドとlaunchyコマンドをそれぞれ追加

$ gnome-session-properties

3. gnome-panel削除

/usr/share/gnome-session/sessions/gnome-classic.session及び/usr/share/gnome-session/sessions/gnome-fallback.sessionを編集して、それぞれRequiredComponentsの項目からgnome-panelを除いて下記の状態にする

RequiredComponents=gnome-settings-daemon;

以上の設定後、再ログインでOK。これで余計なパネル類が消えてすっきりします。

ただ、Nautilusにバグがあるらしく、Nautilusを起動すると、除去した筈の上部パネルにNautilusのメニューが表示されっぱなしの状態になります。見た目以外に害はないので放置してますけど、いかにも不格好なので、できるだけ早く治ってほしいと願う次第です。というわけで今回はこれでおしまい。

[過去記事 [note] LooxU/C40のUbuntu11.04設定 ]
[過去記事 [note] Ubuntu 11.04がとても微妙]
[過去記事 [note] LooxU/C40もUbuntu化]