京大の准教授が電車内での盗撮で逮捕されたそうです。
その詳細は、容疑者が水戸義忠、京都大学工学部の准教授で専門は地殻環境工学。容疑は大阪府の迷惑防止条例違反容疑で、阪急の列車内において、リュックの外ポケットに入れたタブレット型端末(iPad)のカメラで盗撮女性のスカート内を盗撮した、というもの。当然現行犯逮捕につき容疑自体に争う余地はなく、当人もその旨認めているとのこと。
容疑の盗撮自体はありふれた話なのですが、どうにも理解に苦しむ事件です。 報道された本人の弁にもあるように、犯罪行為である事は明白で、常日頃から山程逮捕者も出ており、発覚すればおよそ社会的な面で苛烈な報いを受ける事も分かり切っているのに、それもその大きさから露見もしやすいだろうタブレットを使って犯行に及ぶというのはどういう心理なのかと。
倫理面の破綻はあったとしても、多少なりと露見を恐れる心理があったのであれば取り得ないだろう、稚拙というより不可解な振る舞いに思えるわけです。仮にも技術の専門家のそれとはとても思えません。その見つけて下さい、逮捕して下さいと言わんばかりの手口には、当人には元々破滅願望のようなものがあって、それが何がしかストレスだとかの影響で発露されてしまったとか、その種の病的な要因の存在を仮定しないと理解は困難に思われるところです。実際の所は定かではありませんが、何にせよ業が深そうですね。
京大准教授を逮捕=スカート内盗撮疑い-大阪府警