ある程度状況が落ち着いて来たので、先の事を冷静に考える人が
増えて来た、ということでしょうか。米国が日本と同様、失われ
た×年に入りつつある、との説が増えてきました。
もう一つの主要懸念である所の中国のバブル崩壊についても、懸
念する論者が順調に増えつつあります。
どちらも供給過剰の問題を抱え、相互の連関は深く、同時に顕在
化しそうな感なきにしもあらず。仮にそうなったら、どんな阿鼻
叫喚になるものやら。
日本の財政赤字に対する懸念については相変わらず、上記二件の
後位に続きそうな気もします。まあなるようになるしかないので
しょう、と諦めつつ、それに備えて蓄財に励むのが、一市民の正
しい態度なのでしょう。