7/30/2015

[note] Windows10アップグレードはやはり地雷

さて、この程リリースされたWindows10ですけれども。予想通りというか、結構な割合でインストール失敗とか、成功しても不具合だらけだとか、酷い事になっているようで残念です。

といって、私の所ではそれ以前の段階なのですけれども。Windows8.1とWindows7Proの2台をアップグレードすべく、HDDのバックアップを取った上で予約し、当日は早朝から起動して観察していたのですが、まる一日以上経ってもインストール手続きに進むことすら出来ませんでした。その間の経緯を簡単にまとめると以下の通りとなります。

 <当日〜翌日の経緯概要>

・当日・朝方
 Win8.1の方で"Windows Modules Installer Worker"プロセスが断続的に稼働。\Windows\SoftwareDistribution\Download以下に幾つかファイルが生成されているのを確認。一方、Win7Proの方は音沙汰なし。

・当日・午前中
 Win8.1、Win7Proとも、何も動かなくなる。バックグラウンドでGWXプロセスは存在しているが、稼働率0%のまま。イメージのダウンロード等がされる兆候もない。Windows10入手アイコンからアプリを起動しても、まもなく入手可能になる旨のメッセージが表示されるだけ。「入手可能になったら通知する」ボタンを落としても何の変化もなし。

・当日・午後
 そのまま何も変わらず。

・翌日・朝方
 前日から変わらず。仕方がないので、一度再起動する。すると、 Win8.1の方ではWindows10入手アイコンが消え、バックグラウンドのGWXプロセスすらも消える。再起動を繰り返しても変わらず。\Windows\SoftwareDistribution\Download以下に前日ダウンロードされていたファイル・フォルダ類も消滅。Win7Proの方はアイコン・プロセス共存在するが、稼働しない点は変わらず。なお双方とも、WindowsUpdateに「予約が完了しました」の表示はされている、ただし詳細を表示するリンクはクリックしても反応しなくなった

・翌日・午後 (追記)
 Win8.1に続いてWin7Proの方もGWXプロセス及びアイコンが消滅。

というわけで処置なしです。この間、テンポラリのイメージ保存フォルダとされるc:\$Windows.~BTフォルダは一度たりとも生成されていませんでした。どうなってるんでしょう。覚悟はしていましたけれども、経緯の説明も何もないというのは酷すぎると思うのですよ。

推測するに、今日になってアイコンすら表示されなくなったのは、不具合頻発につき配信を一時停止したからじゃないかと思われるところです。が、それならその旨アナウンスの1つもあって然るべきだと思うのです。数カ月も前からアナウンスして予約を促し、実際に「まもなく」とまで表示しておきながら、何らの説明もなく停止して放置とか、正気とは思えません。ユーザにもそれなりの準備と対応の手間が掛かっているのですから。数十分間隔でチェックを繰り返した手間と時間を返せと。その杜撰かつ不誠実さには、今更ながらに怒りを覚えます。このままローンチに失敗して、会社ごと潰れればいいと思いますよ。ええ。そうすれば心置きなくWindowsを捨てられますから。

インストールに成功した、もしくは手動インストールした方々からの阿鼻叫喚の報告の山を見る限り、インストールに進めなかった事自体はむしろ良かったと思うべきなのでしょうけれども。何にせよ、現時点でWindows10のアップグレードは地雷と言っていいでしょう。これもタダほど高いものはない、の一種というべきか、少なくとも、様子見をした方々は、少なくとも数週間はそのまま保留にするべきものと思われます。お気をつけ下さい。

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その後、情報収集して準備の上、地雷を踏み抜きにかかりました。一応成功はしたんですが、色々と微妙な気分です。
[続き記事 [note] Win10アップグレードという名の地雷を踏み抜いてみました]