1/30/2010

[biz] トヨタ四面楚歌

・ペダル及びブレーキ制御ロジック不具合とその後の対応不始末
・米メーカの乗り換えキャンペーン

のコンボでトヨタが袋叩きです。

それでも今年の販売予想を引き上げてきたあたり、策があるのか
単に周囲の状況に対応できなくなっているのか解りません。

日本国内では部品の問題はないとの立場ですが、これは開発の
セオリーから言うとありえません。顕在化しにくい、という
向きはあるかもしれませんが、余程特殊な所でない限り、同じ
問題を抱えているものです。

部品メーカーに責任を押しつけようと姑息な工作を行っている
あたりを見ても、どうしてこんなになってしまったんだろうと。

傲れるトヨタは久しからず。さて何処まで落ちるのでしょう。

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米、加で、損害賠償請求集団訴訟を提起されたそうです。
電子制御装置自体に瑕疵があり、それを放置したとの主張。
現地メディアの報道っぷりは凄いですね。
トヨタは為す術なし、といった所でしょうか。さてさて。

1/29/2010

[biz] 09Q3決算インプレ

ぼちぼち色々決算が出始めてますね。

あまり大きな変動もなく、一部材料大手で回復が見られる
ものの、大勢としては売り上げ激減、阿鼻叫喚な状況は
あまり変わりません。

特に先行きが懸念される大手電機では、NECが相変わらず
死亡中な他は若干回復もしくは無理矢理ゼロ均衡、といった
感じ。

前期に死ぬほど借りた繋ぎの融資を返済する一方、棚卸し
資産やら買掛金やらが増えて、怪しい雰囲気を醸し出しつつ、
言い訳を延々と述べる決算書ばかり。

まるで標準化されたかのようです。別にいいんですけども。

売り上げが一割減で済んでればマシな方、ってのはどう見て
も終わっているのですが、そこは設備投資と人件費を死ぬほ
ど削って忍耐の一点。いつまで続けるつもり、というかいつ
倒れるのかに興味が移り始めた感が。

個別には、NECエレの決算が終わっていたにも関わらず、
ストップ高になっていたのが印象的でした。合併睨んでの事?
よくわかりません。他にも子会社で数件、決算前の仕込みかで
逆噴射してるのがあって、もはやコントの域。

あと、ハイテクベンチャー系の企業は、「こんなはずじゃ
なかった」というような言い訳というか捨て台詞と共に
軒並み下方修正というのも、様式美を感じさせます。

そりゃまあそんな詐欺みたいな怪しい代物、今時そんな
大きい商売に噴き上がると思う方がどうかしていますよね。と。

やはり現実は非情なのでした。人が不幸でから騒ぎ、ってのは
端から見る分には良いエンターテイメントです。そんな感じで。

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エルピーダもあれだけ好調と報道された割にはきっちり赤字で。
どうするんでしょうこれから。

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富士通の決算。原価率とか見ると社畜残酷物語まっしぐら、
棚卸資産の増えっぷりとか、うーんな感じですが。

それだけあって全体の数字はそれなりに良い感じです。

ただ、特に不可解なのは富士通マイクロエレの黒字化という話。
リストラもやった筈なのに、何故に?と。
新規投資全凍結とかでもしたんでしょうか。謎です。

1/28/2010

[gadget] でっかいiPhoneことiPad

大方の予想通り、ブックリーダー用リサイズ版iPhone。

ブックリーダーとしては厳しい解像度といい、flash不可な
仕様といい、微妙感満載。

CPUはCortex-A8のカスタム版っぽいですね。この用途なら
問題ないでしょう。

価格はブックリーダーにはちょっと高いものの、妥当な感じで、
iPod touch程度には売れるでしょうか。

が、年に数千万台売れるとの事前予想に届くかは正直微妙な
気がします。さてどうなるでしょう。書籍の品揃え次第かも。

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なんかFujitsuが2002年にiPadって名前の端末を出してて、
揉めそうな事になってるみたいです。

http://www.nytimes.com/2010/01/29/technology/companies/29name.html?partner=rss&emc=rss

米国で商標申請はしたけど、先に申請した所があって、ペン
ディングになってたのを最近再申請をした、との事。当然
appleも色々手を回してる、とか。だいぶ被る製品みたいで、
さていくらせしめられるでしょうか。
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Cortex-A8ではなくて、Cortex-A9との噂も。けど、Cortex-A9
コアのMPUってロールアウトしてなかったような・・・と思って
調べてみたら、TIからOMAPが。一応製品もあるのね。
でもこれは違うだろうし、やっぱりA8かな。周波数的にも。

1/27/2010

[pol law] 外国人への地方参政権付与の暴挙

に邁進する民主党。

地方であろうと、参政権を国民以外に付与する事は、
憲法と公職選挙法を文字通りに解釈すると、完全に違法です。

確かに、学説、判例で、定住外国人に選挙権を付与する
事は憲法上禁止されていない、という有力な見解がある
のは事実です。

しかし、上記合憲説は、外国人の住民としての権利が憲法
に優先する、という立場を取る各個人の主観的な主張に過
ぎず、法の中から論理的に導出されるものではありません。

すなわち、参政権は国民の固有の権利である一方、国民で
はない外国人の参政権は、その権利たる根拠が、憲法の中
に無いのです。

しかも、外国人に参政権を与えるという事は、国民の参政
権の希釈化を引き起こし、従って実体的な、憲法に基づき
保証されるべき国民の参政権が侵害される結果を導きます。

そのため、現行の法体系の下では、形式的のみならず、
実質的にも違憲なのです。いかに正当化しようとしても、
出来ません。当然ながら、反対説も非常に有力です。

このような状況にあって、本件が仮に導入されるべきもの
であるならば、国民の固有の権利を犯してまで実現すべき
正当性が国民に示され、これによって侵害される国民の
権利と衡量された上で、それでも必要である、という、
国民の総意が示された後、その意思表示に基づいて、導入
されなければなりません。

その過程では、当然に改憲が必要になります。

そういった手続き、それ以前の合意形成すら全く行おうと
せず、法を無視し、また少なくない各国民の明確な反対意見、
意思を無視して、本件の実現を図る民主党の行為は、国民の
権利を公然と侵害する暴挙というより他ありません。

このような暴挙は決して許容されてはならないのです。

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あろう事か、平野官房長官は、地方の意思は関係ない等と
言い放ったそうです。全く逆です。地方も含めた全国民の
合意が必要なのです。

何故こんな愚かな人が国政の中心にいるのでしょうか。
極めて残念です。

1/22/2010

[IT biz] 富士通の新社長が駄目っぽい感じ

な件。来年度からですけど。

PB出身、中でもパソコン担当の人ですか。

何故?

誰が見ても終わっていた事業を延命させた手腕を買われて、
というには、パソコン事業はもとより、プロダクトは
らくホンのモバ以外ほぼ壊滅状態なのは相変わらずです。

どういうことでしょうかね。よくわからない人事です。

主流派のソ事周りで内紛でもあったんでしょうか。
それとも、次の主力予定のクラウドが思ったよりヤバいので、
捨てる予定だったプロダクトの立て直しを本気でやらざるを
得ない、という事なんでしょうか。にしてもどうやって?

やっぱり謎です。

私の経験が意味を持つ、とか、過去の成果と能力を必死に
アピールしてますが、何故それが今後の成長に繋がるのか、
さっぱり不明で不安感をかき立てます。

聞き手が、「新社長はこれからどうするの?」って思ってる所に、
「プロダクト出身だけど、プロダクトは歴史的にごにょごにょ」
ってなんか言い訳じみたあまり関係のない説明だけしてる感じ。
聞き手は、「だからどうするの?」と。

あと「富士通は非常に強い会社になった」とか言っちゃっ
てる辺りにも微妙な感じが漂います。うーん。

そりゃNECとかに比べればましなんでしょうけど。

プランとビジョンを語るべき所で、具体性の無い自己主張
をしてる時点で、なんか駄目っぽい感じが。準備不足なだけかも
しれませんが。さてさて。

------added
続報では、「ヒューマンセントリックなITを提供していく」と。
やっぱりプロダクトっぽい、BtoBよりはBtoCな感じのメッセージ。
というか、らくホンそのもの?
クラウドをベースに、との事ですが、あんまし関係ないような。

1/20/2010

[biz] JALの次は?

ようやくJALが退場しました。

副作用の程度とか、諸々の実際はこれからですが、即死した所は
殆ど無いみたいですし、全体としてみればコスト削減余地が大きく、
復活は割と簡単そう、ということで、まずは順調に見えます。

しかしですね、関係者、特に銀行は只でさえ厳しい所に、少なく
ない損害を被った訳で、その辺の信用を全て失った影響というの
は、そう軽いわけはありません。

従業員のモチベーションも壊滅状態の筈、そう計画通り再生出
来ると楽観するのは早計でしょう。

とはいえ、概ね寡占市場の業種であるので、まだある程度先が
見える分、まだましというのも事実でしょう。

次は何処か?最近はもうずっとJALと同様に年金債務やらの
長期債務の実質債務超過と、売り上げ数割減のコンボで死に体の
企業が多々いる、と議論の俎上に上がっているのは周知の事実。

特に大手電機、日立、NEC、東芝、富士通やらは規模が大きい
分、債務超過額の上位に名前を連ねています。

JALと違うのは、年金債務は既にカット済みで、これ以上削れ
ない事でしょうか。他にも、売れる物は売り尽くしていて、手詰
まりになりつつあり、より深刻な状況と見えます。

今は数割カット当たり前の無茶苦茶な給与削減でしのいでます。
それでもしのぎ切れていませんが。

大体、元々競争続きで疲弊している上に、さらに給料が数割削減
されて生活がままならなくなるような状況で、所謂技術開発系の、
個々の、特に一部の優秀な社員のモチベーションが鍵になる形の
これら企業が、持続可能とは考えられません。

いずれ破綻します。もう破綻してる所もあるかもしれませんが。

本質的に、大半は寄らば大樹、で集まった人達ですから、大樹が
崩れる事態に対応できる筈もなく、怯えながらじっと耐える位しか
術はないのが実態でしょう。

で、一部の自立出来る人は見切りを付け、さらに何も出来ない
烏合の衆になっていく、と。

現実は厳しい、と解ってはいても、現実というのは往々にして
思ったよりもずっと厳しいものになる事が多いものです。それでも
生きていけるよう、上手くやらねばなりません。

今年は本当にヤバイ感じがします。杞憂で終われば良いのですが。

[pol] 政府とその腰巾着の無責任が酷すぎる

民主真理教とか揶揄されてますが、頷かざるを得ない状況。

露出の大きい政府与党内では、

小沢一郎、鳩山由紀夫、輿石東、山岡賢次、横粂勝仁

あたりの面々が、オウム、赤軍と見まがうばかりの強権的自己正当化
に邁進する中、講談社、鳥越俊太郎、その他の腰巾着が擁護する形。

いずれも、事実を明らかにしようとすらしないまま、従って当然起こる
批判、捜査に対し、陰謀論さえ持ち出して逆ギレというか単なる
恫喝を繰り返す様は目を覆うばかり。

しかもそのほぼ全てが以前の言説と矛盾し、さらに法秩序の侵害にも
無頓着という有様。

いやもうどうするんでしょうこれ。
今更引っ込みもつかんだろうし、玉砕するつもりでしょうか。

1/19/2010

[law pol] 小沢氏の罪状について

小沢氏本人に関しては、以下の三種の嫌疑がかかっているようですね。

1.献金隠蔽
2.脱税
3.収賄

いずれにしても不法行為で、刑事責任を問われます。ただ、下のもの程、
罪状が重くなる分、立証も困難です。問題は何処まで成立するかです。

仮に、報道されている状況証拠及び証言の内容が事実とすれば、

a.小沢氏の指示、了解の下、簿外での献金、またその移動・運用実施
b.小沢氏を含む献金受領側及び提供側双方の消極的便益供与性の認識有り

の2点が成立する事になります。

上記aの時点で、小沢氏について、原則として1及び2が成立します。
この2つはありふれた罪で、証人もおり、大枠はもう覆しがたいように
見えます。

問題は3の収賄です。特に、bのうち、「消極的」な所が問題になります。

何をもって利益供与とするのか?提供側の贈賄性認識については異論
無い様子ですが、受領側の提供する便益が黙認行為、というのは微妙です。
業者選定に口出しした、というなら確実なのですが。

さてどうなるのでしょう。実際にはaの証拠固めで大変、まだ時間も必要、
というところなんでしょうけれども。

それはそれで仕方ない。しかし、個人的には、早く小沢氏も逮捕されて
欲しいです。もう顔も見たくない。

1/17/2010

[IT math] 3G-GSMの128bit暗号アルゴがPC一台・二時間でクラック(stronger encryption of 3G network was cracked in 2hour-1PC)

されたらしい。

http://www.engadget.com/2010/01/15/3g-gsm-encryption-cracked-in-less-than-two-hours/

先般、64bitが破られたってニュースになってたけど、
さらに128bitも破られたんだって。しかもPC1台で2時間。

ていうか、kasumiの128bit版ってのもあったのね。

今の所、追加のプレスとかは見られないけど。
開発元の三菱の人達中心に真っ青、だけど多分どうしようも
なくて開き直る、って所かな。大変ですね。

しかしイスラエルの人達はこういうの上手いなあ・・・。

12/29/2009

[law]投票格差基準縮小

の判決が出た。高裁だけど。学説では有力だったものの、これまで
判例では採用されなかった2倍。

従来のラインは3倍。これでも議論があった位なので、思いきって
原則論に立ち返った形。色々すっきりするので、最高裁でも踏襲
されるといいなあ、と。

12/12/2009

[IT]NECの社内システムが死亡したらしい

ネットワーク経由のOffice文書暗号化/復号化システムが
クラッシュして、社内の至る所で大量のドキュメントが開け
なくなったとか。

マジかよ、トラブルってレベルじゃないぞ、と困惑しつつ、
この程度でこれでは、クラウドの本格運用なんてありえん、と。

ただ、事の真偽はともかく、早晩発生する事が予想された
事態ではあります。

ネットワークの向こう側への依存を強めるに従い、向こう
側のトラブルの影響度合いも強くなりますし、システムの
冗長性、独立性が低い、もしくは無い分、局所的な不具合の
影響が及ぶ範囲も格段に広くなります。

やっぱり広域のネットワークはたまに止まるのを前提で設計
しないと駄目ですよね。

こんなもの客に売っちゃいけません。想像しただけで背筋が
凍ります。

-------added
続報が。ガチだったようですね。なんかパッチもリリースさ
れる(た?)らしいけど、保証なしとかどんだけ。

http://news.cnet.com/8301-10805_3-10414220-75.html

これもofficeバージョンアップキャンペーンの一環でしょう
か。万死に値します。

12/11/2009

[Law] 鳩山内閣が天皇の政治利用を始めてしまった ( Japanese goverment recruited emperor for political meeting with China)

友好に役立てるためだから政治利用ではない、だそうで。

本当に首相は数理出身なのでしょうか。友好と政治は両立
する概念なので、上記の命題は成立しません。ああ恥ずか
しい。

それはともかく。今回の件は、

「内閣が宮内庁の懸念表明を押し切って、特別に命令を
 下す形で、天皇に、政治関係が緊張している中国首脳
 の接待をさせる」

という事件なのです。

どう見ても、中国だから、政治的な思惑で、特別に友好を
進めるために、天皇を利用したとしか見えないでしょう。

自分達がどういう立場なのか、何を言っているのか、理解
しているとは到底思えません。

そもそも、内閣は行政権そのもの。内閣の行動に政治的で
ないものなどありません。

一方、天皇の行動は憲法の要請により、形式的、儀礼的な
ものに限られなければなりません。そのために各種のルール
があり、そのルールに従う事によって、形式性が守られる
必要があるのです。

内閣の特別な思惑によってこのルールを破ると、天皇の行動
は当然に政治性を帯びる事になり、従って違憲となります。

自己正当化だらけの内閣ですが、これも許容しがたい酷さ
ですね。軽々しいにも程があります。

大体、本件は、違憲を犯してまで敢えて強行せねばならない
ような重大な案件ではなく、粛々とルールに則って対応すれ
ばそれで問題ない筈です。困ったもの、では済まないのですが。

12/10/2009

[Law?]弁護士の違法バー lawer's illegal bar

バーに弁護士が常駐して、客の求めに従って法律相談・契約を
行う弁護士バーの出店計画に弁護士会から警告が出たそうですね。

そりゃそうでしょう。
酔っぱらってる相手に商売って時点で問題あるに決まってます。

法律業は、人と人の信頼がまず何よりも大事。

長い付き合いで、信頼関係のある弁護士相手ならいざ知らず、
初対面の弁護士相手に、酔っぱらった状態で、ただでさえ難しい
法律関連の相談とか契約とか、安易にするべきではないでしょう。

それでなくても、残念ながら、悪意のある弁護士も多々いる
ような状況なのですから。トラブル、場合によっては犯罪、が
誘発され、多発するのが目に見えるようです。さらに多くの人の
信頼を失います。

いくら仕事がないからといって、法律業においてもっとも重要な
顧客、また世の中の信頼を失うような事をしては立ち行きません。

この話には、システム開発の技術者が噛んでいるようで、おそら
くその人が口八丁で新しいビジネスモデル云々、とか言って皮算
用をして話を立ち上げたんでしょうが。

そんな上手く行くわけはありません。

そもそも、「酔った客相手に、初対面の弁護士が法律業務」等と
いう、信頼性のかけらもないサービスに需要があると考える時点
でどうかしていると思いますし、仮に需要があっても、倫理の面等
に問題がある事は明らかで、ビジネスのしくみとして成立すると
思える思考が信じられません。

各所への打診や根回しもしていなかったようですし。何を考えて
いるんでしょう。何も考えていないんでしょうけど。

法曹の方々には、安易に金儲けを夢見るのではなく、地道に信頼を
構築するように頑張って頂かなければ困ります。

12/09/2009

[ec]GDPのありえない修正(Untrustable Japanese GDP)

2009-2QのGDP値が年率4.8%から1.3%へ
修正されたとの事。

(2009-2Q Japanese GDP was revised from 4.8%(annually) to 1.3%.)

なんだそれは。いやまあ、4.8%の実感なんて何処にも
なかったし、誰も信じちゃいなかったのかもしれませんけど。
いくらなんでもこれはひどいでしょう。

(What the hell is this? I remember when previous 4.8% announced
many people surprised. That was mirage!)

設備投資が冷え込んだから、という事だそうですが。
資料を見ると、確かにそういう数値になってます。

(They say It's because industrial equipment investment
slowed down drastically. Official Paper shows it. )

そもそも第一速報の時点で、前年比でプラスになると
予想していたのが甘すぎ、実は大幅マイナスだった、と
いう事ですね。

機械受注なんかはプラスに転じていたので、そういう予想
になったのかもしれません。とはいえ、設備投資は半減
近い指標がつい最近も出てた筈。どうにも納得できません。
専門の人は解ってたのかもしれませんが。

( But why? Industrial investment's drastic slowdown
(almost half) was already announced long before.
They ignored it for some political reason? )

何らかの恣意的、政治的、願望的な修正が加わっていた
のではないか、との疑念が生じるのも無理からぬかと。

数値そのもの云々より、指標自体の信用が少なからず毀損
されたのは間違いないでしょう。困ったものです。

( Anyway, GDP indicator's reliability must be lost. mmm. )

12/08/2009

[politics]国民新党を政権から即刻消すべき

国民新党も、社民党も、経済、外交、教育やらの中核的な
問題において小さくない権力を振るっている様子ですが。

特に国民新党が問題です。

根幹的な政策変更を飲んでもらったのにつけあがったのか、
予算においても勝手な物言いを繰り広げたため、副大臣が
キレたそうです。さもありなん。

そもそも、大多数の彼らに投票しなかった国民からすれば、
何故議員が数人しか居ないような政党の主張を、自分たちが
選んだ筈の代表者の方針に反する点までいちいち特別に考慮
せねばならないのか、許容しがたいところです。

一言でいえば、

”何様のつもりだ。お前らを選んだ覚えはない。即刻消えろ”

という所でしょう。

国民の権利、参政権は平等でなければならず、従って原則と
して政権は国民の負託の度合いに応じて運営されなければな
りません。

勿論、少数者の権利も尊重する必要がありますから、ある
程度、少数者に、その数に比して過大な権力の偏りが起きる
のは便宜のためとして仕方ない部分はあります。

が、現在の状況はそのような範囲を超え、特定の少数者の
意思が大多数の意思をほとんど常に裏切る状態にあり、
国民の負託を受けて責任を負う行政府の状態としては、
到底許容しがたい状況にあるものと思います。

国民の負託は間違いなく民主党一党にあるのですから、
阿ることなく、毅然として、早急に是正して欲しいもの
です。その結果、参院等、議会の運営に支障が出ても、
それは仕方の無い事でしょう。