8/27/2013

[PC] Ubuntuの壁紙表示モードを修正

気づいたのがついこの間の事なのでいつからなのかはわからないのですが、普段使ってるUbuntu13.04のPCで、壁紙の表示形式がいつものアスペクト保持縮小から等倍切り出しに変わってしまってたのです。当然、gnomeの壁紙設定メニューから修正しようとしたのですけれども、そしたらGUIが下図のような感じに仕様変更されて、表示形式の設定項目が無くなってるんです。


これでは修正が出来ません。ちなみに元の画像は下のような感じ。上図では中央部分だけが切り出されて等倍表示されてしまっています。なお下図のウィンドウは上図のウィンドウの画像部分をクリックすると遷移する選択画面のうち、画像指定をするところです。タブレット系を意識したシンプルな画面構成が流行りな昨今にしても、設定画面でこれはシンプル過ぎる気がするんですが。

  

何でこんな事に?って考えても無駄だし、しょうがないなあ、とぼやきつつ他の手段で変更することに。どうするかというと、gnomeの内部設定を直接変更します。コマンドラインからgsettingsコマンドでも構いませんが、項目を一字一句覚えておくのも億劫なので、GUIツールのdconf-editorを使用します。コンソールから下記コマンドで起動です。

$ dconf-editor

もしdconf-editorが無ければ、apt-getしておきます。

[ dconf-editorインストールコマンド ]

$ sudo apt-get install dconf-tools

で、目指す項目はorg.gnome.desktop.background中のpicture-optionsです。下図のように辿ります。"wallpaper"になってます。


この値の部分をクリックするとドロップダウンリストが表示されて、そこから選択変更出来るようになっています。従来の表示形式は全て設定可能ですが、私の希望はアスペクト保持拡縮モードなので、"scaled" に変更します。


するとめでたく元通り。


こんだけの事です。標準の状態で使っていれば問題ない話なのかもしれませんが、何となくgnomeが見捨てられたような気がして、であれば若干残念な気もする次第なのです。というかそもそも何で設定GUIを変更したのやら。新しいGUIを見る限り、変更する意味は何処にも無いように思うんですけれども。。まあ考えても詮無い話ですかね。