8/14/2011

[pol] 民主党の寝言に虚無を覚えるこの頃

イラつくどころの話じゃないですよね。最悪の首相がようやく消える、それはいいのですけれど、その次について色々飛び交う主張、またそれを発する人、どれ一つ取っても筋が通らない、寝言は寝て言え的なものばかりなのはどうしたものかと。

特に大連立の主張あたりは、これまで却下され続けてきた話と実質的に何も変わらず、野党側にしてみればデメリットの方が遥に大きい、民主党だけに都合が良いお花畑な話だし。ねじれを解消しようと言うのであれば、総選挙を行うべき、という筋論は、まさに前回衆院選の際の経緯、他ならぬ自身がした主張であるわけで、それを無かったことにしようとしても誰も納得しない事は明白、まさに愚か者の極みに見えます。

候補の面子をざっと見ても、野田、前原、鹿野、樽床、馬淵、ほとんど菅内閣の閣僚(だった)で、そもそも今回の総辞職に至る経緯上、その失政の責任を取らねばならない者達だし、その上不祥事やら違法行為で罷免された者だったり、惨敗した選挙の責任者だったり、いくら人がいないからと言って首相の資格などあるわけないでしょうに。その辺はこれから具体化するにつれて各方面から入るであろう突き上げであっさり撃沈されるんでしょうけど、そんな事もわからない阿呆達なのですね、というのも今更過ぎて虚しい話ですが。

菅が降ろされても、民主党政権でありつづける限り状況はさほど変わらず、法案を満足に成立させる事が出来ない、それ以前に提出、審議すらもままならない、したがってもう政権運営そのものが不可能である事は明らかなのだから、速やかに解散すべき事も明白です。その結果、民主党が再び政権を担うのでなければ、どうしたって受け入れられるわけもなく、徒に時間を浪費するだけでしょう。・・・という非難は山のようにあるけれども、聞く耳持たないんでしょうね。そうでなければこんな事にはなっていなかった筈ですし。嗚呼。