5/10/2011

[biz] 通常事業費を要求する東電の狂気

追加の燃料費とか社債償還費用とか、普通の経費を臆面もなく国に要求する、と。理解し難く、また信じ難い話ですが、事実のようです。事業者として体をなしていませんし、もう完全に狂ってしまったということなのでしょうね。

受け取った政府側も流石に言葉を失っている事でしょう。元々更生法を適用するしかないように見える本件、この期に及んでのこの要求内容、その示す所の東電の状況、組織体質の腐敗ぶりは衝撃的で、救済の道を探っていた行政側も流石に覚悟を決めざるを得ないのではないかと思われます。

一度潰すしかないだろうなと、誰もが思っている筈。もしそれを避け得るとすれば、従業員の給与は全て最低賃金、賞与、役員給与、企業年金は廃止、資産は送電網も発電所も全て売却、かつ100%原資まで行う必要があるでしょう。そうでなければ、困窮者、低所得者への負担増でもある料金増や税金による負担は到底認められる筈もありません。今回の要求からすれば、自主的な実行は有り得ないであろうから、やはり通常の破産関連法に乗っ取って整理再生し、入れ替えるしかないでしょう。早急な実行を願う次第です。

東電社長、政府に支援要請…追加燃料費1兆円